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日記、映画&本のレビュー、ネタぽろりなど。自由に不定期更新中。 更新報告も行います。
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昨日駅で見た親子連れが、なんだか非常にいい感じだったので報告しときます。


友人と地下鉄の入り口から出ようとしてたら、目の前で走ってきた3歳くらいの男の子が勢いよくこけました。見事なこけっぷりです。子どもはよく何にもないとこで走ったりこけたりしますからね。
動揺する友人と私。
お母さんはどう反応するのか?
普通、よくある反応としては駆け寄って怪我がないかと聞いたり、子どもは痛さで泣いちゃったりしますよね。それをなだめながら立たせて連れて行く光景はよく見ます。
ですがこの親子は違いました。こけた男の子の前を行くお母さんは振り返り、「あはは、こけたんやー」と笑いました。
続いて、こけたまま立ち上がらずお母さんを見上げる男の子に「あんた急ぐからこけたんやろー?」と笑いながら追い打ち。
さらに動揺する友人と私。
男の子よ、君はどうするんだ、と見ていると彼は無言のまま自力で立ち上がり、お母さんに追いついて「気いつけや」「うん」「ほら行くで」などと会話を交わしながら駅へと歩いていきました。

なんか良かった。
なんだろう、この爽やかな感じ。
こける子どもはよくいるけど、笑い飛ばす親は初めて見た。
過保護だったり無関心だったりの親じゃなくて、でも子どもが失敗したとき笑い飛ばすことに明るさを感じました。子どもがこけたり失敗したとき、いつでも大人がそばにいるとは限らないんですよね。心配するのが悪いとかではなく、子どもにできることは自分でやらせるということ、親の態度について考えさせられました。
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