東京へゼミ合宿にいってまいりました!
もう、東京の人の多さにびっくりしましたよ。
京都もシーズンは大概多いですが、東京はどこへいっても多い!
さっすが首都。
観光はー、もうめちゃくちゃおのぼりさんコースでいってきました。
皇居に国会議事堂(眺めるだけ)、月島でもんじゃ焼きを食べて上野の国立博物館とっ西洋美術館にいって、そのあと新宿でラーメンをたべました。
前の日には池袋でラーメン食べたし、図らずもラーメンツアーになった気が(笑)
まあラーメン大好きなんで良し!
ほかに行きたかったところは・・・
・東大、早稲田(行き方も調べたのに…)
・メ●ド喫茶(一人じゃ無理ですね)
・品川のエキナカ
・靖国神社(すっと広島にあると思ってました←馬鹿)
・渋谷109(聖地?)
・渋谷のPARCO1のしたの本屋(前行って感動)
・お台場(今回行ったけどあんまり遊べなかった…)
・代官山の手ぬぐい屋さん
・恵比寿でラーメン
こんな感じ。あと六本木ヒルズは去年行きましたよ。展望台、最高…vv
もう、東京の人の多さにびっくりしましたよ。
京都もシーズンは大概多いですが、東京はどこへいっても多い!
さっすが首都。
観光はー、もうめちゃくちゃおのぼりさんコースでいってきました。
皇居に国会議事堂(眺めるだけ)、月島でもんじゃ焼きを食べて上野の国立博物館とっ西洋美術館にいって、そのあと新宿でラーメンをたべました。
前の日には池袋でラーメン食べたし、図らずもラーメンツアーになった気が(笑)
まあラーメン大好きなんで良し!
ほかに行きたかったところは・・・
・東大、早稲田(行き方も調べたのに…)
・メ●ド喫茶(一人じゃ無理ですね)
・品川のエキナカ
・靖国神社(すっと広島にあると思ってました←馬鹿)
・渋谷109(聖地?)
・渋谷のPARCO1のしたの本屋(前行って感動)
・お台場(今回行ったけどあんまり遊べなかった…)
・代官山の手ぬぐい屋さん
・恵比寿でラーメン
こんな感じ。あと六本木ヒルズは去年行きましたよ。展望台、最高…vv
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●スーパーマンリターンズ
●THE有頂天ホテル
の2作品をみてきました~!…両方とも、よかったあ…(* ̄▽ ̄*)
スーパーマンの方はこれまでの作品をまともに見たことがほとんどなく、イメージのみでの鑑賞となりましたが…。単純なヒーローものという思い込みを払拭されましたね。
一度は旅立ったスーパーマンですが、5年たって戻ってきたところから始まります。かつての恋人と思しきロイス記者には子供と恋人が。しかも、「スーパーマンは必要ない」という記事が世の中に受け入れられている。何故なら、人間はうまくゆかない事態にスーパーマンに頼るようになり、物事を自ら解決しようとする心を忘れてしまうから。それを理解する一方で地球上の助けを求める声を聞くスーパーマン。その葛藤が伝わってきてなかなか◎でした。まあもう少しラストは捻った方がいいというか、好みですけど。
スパイダーマンやCASSHERNもそうですが、どうも私はヒーローの孤独や葛藤を描く傾向が好きみたいです///
余談ですが映画見ながら「主役二人、アゴ割れてるよ…!」とアゴばっか見てましたよ(←最悪)だって気になるんだもん。
THE有頂天ホテルの方はレンタルで。なんちゅーか、タイムリーに年末に見た方がより楽しめるんじゃないでしょうか?年の瀬に持ってる悩み事は新年に持ち越したくない。それぞれに悩む登場人物たちが次々に関わりあって悩みをふっきっていく様子が面白かったです。台詞や演技に小技がきいてて好き…ww
同じ理由でトリック(仲間●紀恵主演のやつ)も好き。
両方★★★★☆ですねーw
●THE有頂天ホテル
の2作品をみてきました~!…両方とも、よかったあ…(* ̄▽ ̄*)
スーパーマンの方はこれまでの作品をまともに見たことがほとんどなく、イメージのみでの鑑賞となりましたが…。単純なヒーローものという思い込みを払拭されましたね。
一度は旅立ったスーパーマンですが、5年たって戻ってきたところから始まります。かつての恋人と思しきロイス記者には子供と恋人が。しかも、「スーパーマンは必要ない」という記事が世の中に受け入れられている。何故なら、人間はうまくゆかない事態にスーパーマンに頼るようになり、物事を自ら解決しようとする心を忘れてしまうから。それを理解する一方で地球上の助けを求める声を聞くスーパーマン。その葛藤が伝わってきてなかなか◎でした。まあもう少しラストは捻った方がいいというか、好みですけど。
スパイダーマンやCASSHERNもそうですが、どうも私はヒーローの孤独や葛藤を描く傾向が好きみたいです///
余談ですが映画見ながら「主役二人、アゴ割れてるよ…!」とアゴばっか見てましたよ(←最悪)だって気になるんだもん。
THE有頂天ホテルの方はレンタルで。なんちゅーか、タイムリーに年末に見た方がより楽しめるんじゃないでしょうか?年の瀬に持ってる悩み事は新年に持ち越したくない。それぞれに悩む登場人物たちが次々に関わりあって悩みをふっきっていく様子が面白かったです。台詞や演技に小技がきいてて好き…ww
同じ理由でトリック(仲間●紀恵主演のやつ)も好き。
両方★★★★☆ですねーw
夏休みという単語が使えるうちに使いたくなってきた病ww
私は読書感想文はけっこう苦手でしたねー。文ならかけるけど、その感動の内容が
きちんと言葉にできなくて、もどかしかったり。
最近では本を読んで「感動する」ということ自体が減ってきてしまったので、感性を磨かなきゃ!とわけのわからない使命感に燃えてます(笑)
そして手始めに図書館に行って読みたかった本をざっと見て回りましたが、、、無いし。
みんな考えることは一緒なんですかね...ozg
まあでも今回は恩田陸さんをチョイス。
ライオンハートという真っ黒な表紙の本を借りてまいりました。
で、それがけっこうおもしろかったのです(*^▽^*)
著者いわく、すれ違いのメロドラマをやってみたかったということ。現代ではもはや難しくなった究極のすれ違いを、エリザベスとエドワードという名前を借りて、時代もあちこちに描き出して見せていました。
すれ違い、いつも人生の一瞬だけしか会えない二人を何度も描写し、その謎を解いていくという流れです。
恋愛ものではない…と思います。むしろミステリ的な要素が強い、恩田さんらしい運びとなっています。
いくつか登場したモチーフとしての絵画もそれぞれ雰囲気に合っていて◎!ついでに趣味と言うか好みにもあっててなおよしでしたww
メロドラマ~というくだりは同じ作者の「木曜組曲」の作中で登場人物が書きたいと言っていたものだな、と思いましたー。
恩田陸さんはいくつかよんだけれど、やっぱりこういう王道と言えば王道なネタでも書ききれる力量がある人だと思いました。
★★★★☆で!
ライオンハート 恩田陸
私は読書感想文はけっこう苦手でしたねー。文ならかけるけど、その感動の内容が
きちんと言葉にできなくて、もどかしかったり。
最近では本を読んで「感動する」ということ自体が減ってきてしまったので、感性を磨かなきゃ!とわけのわからない使命感に燃えてます(笑)
そして手始めに図書館に行って読みたかった本をざっと見て回りましたが、、、無いし。
みんな考えることは一緒なんですかね...ozg
まあでも今回は恩田陸さんをチョイス。
ライオンハートという真っ黒な表紙の本を借りてまいりました。
で、それがけっこうおもしろかったのです(*^▽^*)
著者いわく、すれ違いのメロドラマをやってみたかったということ。現代ではもはや難しくなった究極のすれ違いを、エリザベスとエドワードという名前を借りて、時代もあちこちに描き出して見せていました。
すれ違い、いつも人生の一瞬だけしか会えない二人を何度も描写し、その謎を解いていくという流れです。
恋愛ものではない…と思います。むしろミステリ的な要素が強い、恩田さんらしい運びとなっています。
いくつか登場したモチーフとしての絵画もそれぞれ雰囲気に合っていて◎!ついでに趣味と言うか好みにもあっててなおよしでしたww
メロドラマ~というくだりは同じ作者の「木曜組曲」の作中で登場人物が書きたいと言っていたものだな、と思いましたー。
恩田陸さんはいくつかよんだけれど、やっぱりこういう王道と言えば王道なネタでも書ききれる力量がある人だと思いました。
★★★★☆で!
ライオンハート 恩田陸
「てゆーかさ、なんで名探偵そんな落ち着いてるわけ?」
疲れたようにKIDが聞くから『なんとなくだ!』と答えたら更に脱力された。
そりゃー俺だって訳わかんねーけど、俺の適応力には定評がある。なにせコナンになったときだってその適応力のおかげで蘭の家に転がり込めたんだし。
まあさすがに幽体になってここに浮かんでたときはびっくりしたけどさ…。
『だってしょうがねーじゃん?』
俺がそう言って笑うとあいつはハッとしたようになって「…ごめん」て呟いた。まあこいつもショックだろうな。今まで少なからず関わり合いのあった相手がいきなり幽霊になって現れたら、普通は信じられないだろう。こいつも人の子ってことだ。
「名探偵…成仏しちゃうの?」
おいお前さっきからKIDの口調が崩れてるぞ。
『さあー。わかんね』
「……………………」
『いくら俺だって幽霊は初体験だし』
「……まあ、そうだよな……」
こいつは一応納得したみたいだった。
『ただあいつらのこととか気になるし、いっぺん家に帰ろうかなってさ』
「名探て…」
『そんな顔しなくっても家に帰ったくらいで成仏するかよ!』
置いてかれる犬みたいな目すんなよな!反則だぞ反則!
『まあ幽霊になって初めに会ったのお前だし。なんか縁があるんじゃねぇ?成仏しちまう前に挨拶にでも行くって』
幽霊に慰められてるKIDの図っていうのもなかなか珍しい。てか、普通はないはずだ。
「…う~こんなことならもっと早く、お前に会いにいっときゃよかった」
はあ、と切なそうにため息混じりで呟かれると、こっちとしては、なんで?とか聞き返せない雰囲気だ。
いやむしろ。
『俺は会いたくないね』
「え…」
だからそんな顔すんなって!!
『お前に会うとしたら現場で直接か、もしくはお前の正体をつきとめて、俺が会いに行くとき-なんだからな!』
にい、と笑ってそう告げるとあいつは初めて笑った。
「ははっ…名探偵らしいや…」
あったりめーだ。
それに、なんだか…死んでるって感覚がしない。未練があるってことなのかどうなのか。
「KIDがいたぞ!追え~!!」
どうやら中森警部が追いついてきたらしい。俺たちはもう一度顔を見合わせて笑い、あいつはハングライダーで地を蹴った。
*****
疲れたようにKIDが聞くから『なんとなくだ!』と答えたら更に脱力された。
そりゃー俺だって訳わかんねーけど、俺の適応力には定評がある。なにせコナンになったときだってその適応力のおかげで蘭の家に転がり込めたんだし。
まあさすがに幽体になってここに浮かんでたときはびっくりしたけどさ…。
『だってしょうがねーじゃん?』
俺がそう言って笑うとあいつはハッとしたようになって「…ごめん」て呟いた。まあこいつもショックだろうな。今まで少なからず関わり合いのあった相手がいきなり幽霊になって現れたら、普通は信じられないだろう。こいつも人の子ってことだ。
「名探偵…成仏しちゃうの?」
おいお前さっきからKIDの口調が崩れてるぞ。
『さあー。わかんね』
「……………………」
『いくら俺だって幽霊は初体験だし』
「……まあ、そうだよな……」
こいつは一応納得したみたいだった。
『ただあいつらのこととか気になるし、いっぺん家に帰ろうかなってさ』
「名探て…」
『そんな顔しなくっても家に帰ったくらいで成仏するかよ!』
置いてかれる犬みたいな目すんなよな!反則だぞ反則!
『まあ幽霊になって初めに会ったのお前だし。なんか縁があるんじゃねぇ?成仏しちまう前に挨拶にでも行くって』
幽霊に慰められてるKIDの図っていうのもなかなか珍しい。てか、普通はないはずだ。
「…う~こんなことならもっと早く、お前に会いにいっときゃよかった」
はあ、と切なそうにため息混じりで呟かれると、こっちとしては、なんで?とか聞き返せない雰囲気だ。
いやむしろ。
『俺は会いたくないね』
「え…」
だからそんな顔すんなって!!
『お前に会うとしたら現場で直接か、もしくはお前の正体をつきとめて、俺が会いに行くとき-なんだからな!』
にい、と笑ってそう告げるとあいつは初めて笑った。
「ははっ…名探偵らしいや…」
あったりめーだ。
それに、なんだか…死んでるって感覚がしない。未練があるってことなのかどうなのか。
「KIDがいたぞ!追え~!!」
どうやら中森警部が追いついてきたらしい。俺たちはもう一度顔を見合わせて笑い、あいつはハングライダーで地を蹴った。
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感情を殺すのは難しい。けれど快斗はハンターとしてそれをコントロールする術には長けていました。ハンターは常に冷静でなければならないのです。動物は人よりも感情の高ぶりに敏感だし、感情は冷静さを失わせます。通常以上の力を引き出せることもあるかわりに一歩引いた判断ができなくなってしまうのです。ハンターとしてそれは致命的なものでした。
長年にわたり培ったそれらの習慣がその瞬間も無意識のうちに発揮されて、快斗はただ捕らわれようとする新一を黙ったまま見つめていました。
細い腕が上がり、大きな網を持ち上げようと動きます。
太くて丈夫な縄が彼を縛りあげんと絡みついて、彼はただもがくしかありません。
明らかに彼が完全に捕まるのは時間の問題でした。
知らず知らず、快斗は拳を固く握りしめていました。
叫び出したいような衝動を抑えるにはずいぶんと努力が必要でした。
(…本当にいいのか)
(恩を仇で返すような真似してそれでいいのか)
(でも金が要る。金が…。俺は…)
迷いがどんどん膨らんでいきます。
(だけどお前がただの狩人だったら、俺は助けたりしなかったぜ)新一の、どこか無表情ながらも見せた笑顔を思い出したとき、揺れ動いていた快斗の心は定まりました。
新一をどこかの金持ちに差し出して、それで得た金はもう汚れています。
そんな金では母は救われない。
何より、新一を、彼の信頼を裏切りたくない。
そう感じたのです。
快斗は素早く密かに弓をつがえ、網を引いている雇われ男を狙いました。こちらの様子に気がついたらしい白馬の、驚いた顔が視界のはしに映ります。
構うものか――
ですが矢が弓を離れるほんの一瞬前、新一が快斗の方を見ました。なぜかそれは怒りでも悲しみでも、責めるような目つきでもありません。ただ、新一は目線一つで快斗の動きを止めてみせました。
知らず指から力が抜けて快斗は弓を下ろします。
長年にわたり培ったそれらの習慣がその瞬間も無意識のうちに発揮されて、快斗はただ捕らわれようとする新一を黙ったまま見つめていました。
細い腕が上がり、大きな網を持ち上げようと動きます。
太くて丈夫な縄が彼を縛りあげんと絡みついて、彼はただもがくしかありません。
明らかに彼が完全に捕まるのは時間の問題でした。
知らず知らず、快斗は拳を固く握りしめていました。
叫び出したいような衝動を抑えるにはずいぶんと努力が必要でした。
(…本当にいいのか)
(恩を仇で返すような真似してそれでいいのか)
(でも金が要る。金が…。俺は…)
迷いがどんどん膨らんでいきます。
(だけどお前がただの狩人だったら、俺は助けたりしなかったぜ)新一の、どこか無表情ながらも見せた笑顔を思い出したとき、揺れ動いていた快斗の心は定まりました。
新一をどこかの金持ちに差し出して、それで得た金はもう汚れています。
そんな金では母は救われない。
何より、新一を、彼の信頼を裏切りたくない。
そう感じたのです。
快斗は素早く密かに弓をつがえ、網を引いている雇われ男を狙いました。こちらの様子に気がついたらしい白馬の、驚いた顔が視界のはしに映ります。
構うものか――
ですが矢が弓を離れるほんの一瞬前、新一が快斗の方を見ました。なぜかそれは怒りでも悲しみでも、責めるような目つきでもありません。ただ、新一は目線一つで快斗の動きを止めてみせました。
知らず指から力が抜けて快斗は弓を下ろします。